人生最大の別れ(その2)

 1976年(昭和51年)9月、長女誕生の年に会社を突如辞めた。その後約1年半の浪人生活を過ごした。

 この間とそして大学院生時代、K女史には精神的、経済的に大きな苦痛を与えた(もっともK女史はそのことを微塵も感じさせなかった)。

 人それぞれに恩師、恩人がいると思うが、私にとって人生の最大の恩人はK女史である。

その最大の恩人と、私の不徳の致すところで人生最大の別れをした。4人の両親のうち90歳を超えた今も元気に過ごしている義母には、本当に申し訳ないことをした。

 数ヶ月前(平成28年4月頃)6年ぶりぐらい、ほんの1分ぐらい再開した。涙、涙の再会であった。


前原東二
前原東二